腰痛体操メニュー:背筋トレーニング運動

腰痛体操とは? でお話ししたように、腰痛体操にはストレッチだけでなく簡単な筋力強化トレーニングも含まれています。

このメニューは、腹筋に並んで重要な背筋のトレーニングです。背筋は腰痛の元のなりやすい腰椎の部分を支える役目をしているので、背筋の強さは腰痛にとても関係が深いのです。

背筋トレーニング運動


  1. 枕かクッションなどを床に置いて、腰がその上にくるようにうつぶせになります。うつぶせ寝で少し腰の所だけが盛り上がっているような状態です。
  2. 顔を前に向けて、右足をゆっくり上に上げます。伸びてるな、背筋をつかってるな、という感覚が得られるほどの高さまで上げます。
  3. 右足をゆっくりと下げて、同じ動作を左足で行います。
  4. 5~10回、自分が快適にできる数だけこなします。

ポイントは足をあげる時に膝をまげないことです。 これは大事な背筋を鍛える基本のトレーニングです。背筋トレーニングでは上体反らしなどが有名ですが、腰痛のある我々はいきなりあんなハードなトレーニングをせずに、基本からゆっくりとするのがいいでしょう。

もちろん、他の運動と同様、無理をせずに、自分が快適な量と程度にしてくださいね。

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